山口県桜ヶ丘高等学校の卒業生の皆様
山口県桜ヶ丘高等学校の卒業生の皆様
校長室から

若い力

先日無事卒業式を終えることができました。今年は192名の桜の蕾が旅立ちました。ステージの上から見た顔はどれも思い出の多い顔でした。卒業生達にはこれからいろいろな事が待ち構えていると思いますが、自利のみにとらわれず他利を求められる有益な人材となり、満開の桜の花を咲かせてくれると信じています。

今スキーの全国選抜で志賀高原に来ています。全国から高校生が集まり足前を競っています。本校の生徒も未だ未熟ではありますが全力で立ち向かっています。何かにひたむきに取り組む姿はとても感動的で美しいものですものです。歳はとってもいつまでもこんな気持ちでありたいものです。

今日から2学期がはじまりました。。夏休みきかんのは大きな事故もなく、無事元気な姿で始業式に出ていた生徒たちを見て大変嬉しく思いました。2学期は結実の学期、各人が夢をかなえたり、夢に向かって確実な一歩を踏み出すことを祈りましょう。始業式が終わった後本校では毎年卒業生を招いて進路啓発講座なるものを行っています。今年も四人の卒業生を招き先輩として後輩へのアドバイスを貰いました。山口大学へ進学した生徒、香蘭女子短大へ進学した生徒、東ソーへ就職した生徒、それぞれが高校時代を振り返りながら様々なアドバイスをくれました。。そして今年はもう一人東京でミュージシャンとして頑張っている卒業生を招きました。この子は自分の夢にとっても素直で、全力で走っています。名前はUina(ユイナ)とっても素敵な歌を歌う子です。生徒の前で夢を語りそして「故郷」という自分が夢に向かい周南を後にする時に作った歌で、後輩たちに夢の大事さを伝えてくれました。生徒達も心の底から歌を受け止めとてもいい時間でした。全ての生徒達に夢があるんだな、そしてその夢を少しでも現実のものにしてやらねばなと、再確認した時間でもありました。これからも卒業生達いろんな所で一生懸命頑張ってくます、どうか皆さんよろしくお願いします。

オープンスクール

7月31日、世界スカウトジャンボリーに来ているスカウト40名を招き、書道と和食の体験を通して日本を少し知ってもらいました。和食では、肉じゃがと茶碗蒸しを作り本校の生徒と一緒に食べ交流を深めました。そして次の日の8月1日にはオープンスクールを行いました。おかげさまで今年も500名近い参加を頂き、たいへんうれしくおもいます。それにしても中学生は元気でした。大変暑い1日で体調をくずすことがあるかなと心配していましたが、元気でどの授業体験も積極的に参加してくれて、大変活気の有るものとなりました。参加してくれた中学生の皆さんありがとうございました。2学期には部活動体験を計画しています。それぞれの部活で個性あふれる顧問と元気だけがとりえの愉快な在校生が大歓迎します。ぜひまた多くの元気な中学生と会えることを楽しみにしていますので、多くの参加をお願いします。来年の4月には校舎建設も終了しています。新しい桜ケ丘高等学校に期待してください。待ってます!

教育実習

梅雨本番となり、毎日が蒸し暑く人間にとっては過ごしにくい時期ですが、木々にとっては大切な時期で、日に日に緑が濃くなり命をみなぎらせています。そのような中、現在本校では2名の教育実習生を受け入れています。両名共本校の卒業生で在学中の面影を残しつつ、緊張の中にも成長した大人の面持ちで頑張っている姿を見ると、大変嬉しく泪が出そうになります。実は私も遥か昔ここ桜ケ丘で教育実習をさせて頂きました。当時の自分に重ね合わせ現在の自分を省みる時、教育実習生から学ぶことの多いことに正直驚きました。しかし、若いということは素晴らしい、自分にもこのような時代があった事を懐かしみながら、無為に過ごした事を悔やんでいます。皆さん時は流れます今の一瞬を無駄にせず「瞬間善処」で生活しましょう。

さてこの時期中国大会真っ盛りです。今年は残念ながらインターハイ出場は少数ですが、中国大会に多くの生徒が出場します。それぞれが持てる力を充分発揮し、若者らしいハツラツとした悔いのない大会にしてくれる事を祈ります。  頑張れ桜の蕾達

栄冠を目指し

いよいよ明日から県総体です。本校の生徒達は、全国大会を目指しこの日に備えてきました。三年生は最後の県大会悔いを残さぬように、下級生達は1日でも長く先輩と活動できるようにそして先輩達に悔いを残させぬようにと、それぞれがそれぞれの思いでこの大会を迎えます。我々ができることは力一杯応援し見守ることしか出来ませんが、どうか最後まで諦めずやりきって欲しいものです。

フレーフレー桜ケ丘  頑張れ頑張れ桜ケ丘  苦しい時笑顔をわすれず  健闘を祈る

新学年、最初の試験

みなさんお久しぶりです。新学期が始まりあれやこれやと言う間に月も変わりゴールデンウイークも終わってしまいました。本校では新校舎も一部完成し、生徒達も新校舎で心機一転頑張ってくれています。かく言う私も新しい校長室で毎日快適に過ごしています。何といっても新しいということは良い事です。気持ちが晴れやかになり気合が入ります。しかし、物というものはいずれ時の流れとともに古くなります。ですから少しでも長く新しい状態を保つため美化に取り組み今の気持ちを忘れないようにしたいと思い、五月から朝登校後階段の掃除をする事にしました。生徒達が、気持ちよくクラスに向かえるようにと思い始めたのですが、教頭先生を始め何名かの先生方にも掃除の輪が広がり、爽やかに朝を迎えています。そしてこれがなかなかいい運動になり、悩みの体重も少しは減るかななどと期待をしながらやっております。

さて、そんな中、今本校は中間試験真っ最中です。それぞれが新しい学年になっての初めての試験です。とりわけ一年生にとっては高校での初めての試験で緊張すると思います。放課後になれば「先生これはどうなんですか?」「どこが出るんですか」とかそんな会話が飛び交っています。遅くまで個人授業を受けたり、教室で友達と勉強したりと試験独特の雰囲気をかもしだしていますが、今こんなに慌てるのなら日頃からちゃんとやっとけよというところでしょう。でも自分の経験からしても直前にならなければなかなかできず、恩師から全く同じ事を言われていたことを思い出します。なにはともあれ、最初の試験です、良い状態でスタートを切ってほしいものです。

新学期始まりました

今日入学式を無事終えることができました。243名の新しい桜の蕾を迎え、教職員一同も気合が入っています。午前中には始業式もすませ、進級した子供達も少し見なかっただけなのに急に大人びて見えたような気がします。明日からまた全学年が揃っての学校生活がはじまります。騒がしいい毎日だと思いますが、やはり学校は子供達の声が響き渡ってこそ魂が入ります。生徒に夢を与え、夢を叶える学校をにすべく頑張りますので、今年度もよろしくお願いいたします。

桜の花が咲きました

全国的に桜の開花宣言がありましたが、本校の桜も一輪二輪と咲き始めました。これが入学式あたりには満開となり新入生を祝ってくれます。本当に桜はいいですね。楽しくなります。その楽しさに乗せられ今日はいろんな事をお知らせしたいと思います。

まず、本校では新入生の入学説明会を今日実施しました。多くの新入生の顔を見るとどの顔からもパワーが溢れ、一足早く体育館の中は若桜満開状態でした。山縣源四郎先生の建学の精神の下、夢を与え、夢を実現する学校づくりを今年のテーマとし生徒たちと進んで行きたいと強く思いました。それから今日もう一つ嬉しいことがありました。新しい校舎が完成し引き渡しがありました。去年の6月から工事を始め10ヶ月、真新しい校舎の完成です。新学期からは生徒と一緒に新しい校舎でまた、学校生活を積み上げていきたいと思います。生徒諸君汚すなよ!と、嬉しい楽しい事ばかりなら本当に良いのですが、好事魔多しのたとえ通り人生いろんなところにおとしあながありました。実は今週の月曜日健康のためのウオーキング中、道を踏み外し田んぼに落ちて溝のコンクリートで膝を打ってしまいました。幸いに骨は折れていませんでしたが像の足のようになりこんなに痛い思いをしたのは久しぶりでした。高さは1メートル20位のところから落ち、田んぼに倒れたまま友人や家族に電話したら、心配しながら大笑いされ本当に泣きたくなりました。ちなみに原因はスマホを見ながら歩いたことでした。皆さん絶対に歩きながらスマホはいけませんよ、毎日反省の今日この頃です。

何はともあれ新年度が始まります。新しい校舎、新しい学年、新しい学校気持ちを新たにする絶好の機会です。与えられた機会を逃さず、与えられた状況の中ベストを尽くして行きましょう。

 

クラスマッチ

心の中の桜を満開にした三年生たちを見送って2週間が経ち一息ついた中、昨日周南緑地にてクラスマッチを行いました。このクラスマッチは新生徒会執行部が手がける初めてのビッグイベントで会長以下やる気満々で始まりました。男子はサッカーとソフトボール、女子はバドミントンとソフトタッチバレーを行いましたが、どの生徒も日頃とは全く違う顔で、何のてらいもなく、ごく自然に一生懸命ボールやシャトルを追いかけていました。その姿は精一杯だからこそ頼もしくもあり、ユーモラスでもありとても感動をしました。よくこの年代の子供達は失敗を恥ずかしがったりするものですが、失敗しても恥ずかしがることなく、失敗しても笑顔で次のプレーに臨んだりチームを応援したりと桜の蕾たちは爽やかでした。校内ではなかなか見せない姿を垣間見れて本当に楽しい1日でした。後何日かすると校庭の本当の桜の蕾が開き、そして四月には新入生を迎えます。この日に見せた元気で後輩の手本となり、75周年を迎える本校の新しい歴史を作っていってくれればと感じました。

真心を持ち輝ける未来へ

昨日卒業式を無事終えることができホッとひといきです。卒業生がそれぞれ担任から名前を呼ばれ、大きな返事をして起立する姿を見たときは、その成長ぶりに驚くとともに大きな感動を毎年覚えます。今年も「オッこの子がこんなに嬉しそうに」とか「この子は手がかかったが、よくここまできたな」「本当に誠実な子供だったな」等々、色々な思いが頭の中を巡りました。そしていつも思うことは、「どの子も幸せになれよ」という思いです。そのためには誠実である事と、挫折の向こうには必ず幸せがあることを信じ立ち上がる勇気を持つこと。この2つを忘れず生きて欲しいものです。

桜ケ丘で三年間頑張った諸君!君たちの可能性は無限です。諦めず、「苦しい時こそ笑顔」の精神で進め。きつくなって振り返りたくなったら、振り返れ。君たちの後ろには必ず桜ヶ丘がついる。 安心して輝ける未来に突き進め。